いぬぱんち

犬に関する動画や画像・ネタやニュースなどがわんこ盛り…ちがった、てんこ盛り!


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カテゴリ: 犬ニュース

1: 砂漠のマスカレード ★ 2016/06/06(月) 13:00:02.00 ID:CAP_USER9
かわいらしい犬猫がTVに取り上げられ、街には猫カフェの看板が躍る。
市場規模1兆5000億円とも謳われ、まさに世は空前のペットブームだ。
だが、その陰では飼われるペットたちの悲惨な実態があった……。衝撃のリポート!

◆流通過程で1年間に2万頭が死に至るペットビジネスの闇

「そもそも一昔前のペットショップでは売れ残った犬や猫を普通に従業員が殺してました」と、衝撃の昔話を語るのは実際にペットショップの勤務経験を持つ、ペットビジネスライターの成田司氏だ。

「当時は売れないと判断された犬猫が裏庭でこっそり処分されたり、弱った犬猫をビニール袋に詰めて冷蔵庫で殺すこともありました」

さすがにここまで非人道的な行為は今日、行われていないが、いまだにペットをモノとしか思わないような業者は存在するという。

「いまだに数百頭もいるペットをわずか2人で管理したり、何頭も子犬をカゴに詰め込んで育てたりしている業者の話などは耳にします。
後者のお店は最後に毛並みだけ整えて、売りに出しているとか。ただし、衛生管理が不徹底なため、ペットは飼育してもすぐに死んでしまうでしょう」

そして、そもそもペットショップに辿り着く前に年間2万頭の子犬や子猫が流通過程で死亡しているという事態も明らかになった。

「日本には昔から子犬や子猫をありがたがる風潮があり、本来、動物愛護法で禁止されている生後45日前の犬猫の取引が事実上黙認されているのです。

http://news.nifty.com/cs/magazine/detail/spa-20160605-1122609/1.htm
(SPA! ) 2016年6月5日(日)配信

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1: アイアンクロー(東日本)@\(^o^)/ 2016/06/07(火) 15:38:56.34 ID:41iHLsOB0 BE:837857943-PLT(16930) ポイント特典
スマホの発熱問題は今に始まったことではないが、中国のある男性も先日、スマホの発熱が原因でズボンが燃える憂き目に遭い、路上でパンツ姿にならざるをえなかったというのだからお気の毒だ。

中国メディア・楚天都市報などによると、“事件”が発生したのは6月4日午後、湖北省武漢市洪山区の路上でのこと。
26歳の張さんは散歩中、太もものあたりが熱を帯び、ズボンのポケットがじりじりと燃えていることに気が付いた。
驚いた張さんはすぐにポケットからスマホを取り出したが、端末はすでに膨張して変形、部品も一部欠落しており、いつ爆発したとしてもおかしくない危険な状況だったという。

張さんはすぐに端末を手放し、ズボンのポケットの燃焼を防ぐため、路上であるにも関わらずパンツ姿に。
それでも重度ではないものの、太ももには火傷の症状が残されていた。

問題の端末は型番SMーG9009Wで、サムスンの「Galaxy S5」。
購入後すでに1年以上が経過しており、基本的には保証外となるそうだが、問題が問題だけにサムスンの現地法人が現在調査中だという。

なお、中国版ツイッター(微博)などで拡散している、男性がパンツ姿になった写真には白いわんこが映っており、その心配そうに見つめる眼差し、表情が「ナイス」「かわいい」との声も上がっているようだ。

http://www.narinari.com/Nd/20160638015.html
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1: ニライカナイφ ★ 2016/06/06(月) 04:59:59.73 ID:CAP_USER9
◆犬の起源に関するわれわれの認識は間違っていたようだ

「犬の起源」で検索すると「中央アジア」、「ヨーロッパ」、「中国」などいろいろいろいろ出てきて「どれが本当なんだ!」となりますが、オックスフォード大学率いる国際チームの遺伝子研究で実は、2つの異なる古代オオカミからめいめい勝手に犬になっていたことがわかりました。

しかも家畜化が起こったのはユーラシア大陸の東西両端。
犬は東と西で、同時多発的に人間と暮らすようになっていたのであります。

犬が最初に現れたのは15,000年前の、農耕が始まる遥か以前のことでした。犬は人間に飼われた最初の動物です。
もともとは古代オオカミだったのですが、飼って犬にしたのがヨーロッパが先かアジアが先かで、ずっと綱引きが続いていました。

従来の研究では犬が家畜化されたのは1度きりと考えられていたので、その時期と場所をめぐって議論が白熱していたんですね。
ところが「これぞ最初の犬」と思われる骨はアジアの遺跡からもヨーロッパの遺跡からもゴロゴロ出土しています。
なんか変だな…と、みんな心の底では薄々感じてはいたはず。

それもそのはずで、今回調べてみたら犬の家畜化は少なくとも2回、2つの場所で別々に起こっていたのです。
遺伝子情報を照合の結果、大陸の東西に生息した絶滅種のオオカミまで犬の起源を遡ることができたわけですが、この謎を解く鍵となったのが、アイルランドの新石器時代のニューグレンジ羨道墳から出土した4,800年前の中型犬の骨のDNAです。

「DNAの保存状態が最高に良く、稀に見る質で先史時代のゲノム情報を得ることができた。
過去から届いた絵葉書なんてもんじゃない。情報全部盛りの小包が速達で届いたようなものだった」と、論文主著者のダブリン大学トリニティ・カレッジのDan Bradley集団遺伝学教授はいまだに興奮冷めやらぬ様子。

教授のチームはパリの国立自然史博物館研究員たちの協力を得て、3,000~14,000年前の古代イヌ59匹の遺骨からミトコンドリアDNAを採取・分析し、ニューグレンジの犬のぶんも含めて、遺伝子シグネチャーを現代の犬2,500匹以上のゲノム情報(既存データ)と比較してみました。

「現代のDNAから過去を再構築する作業は、史書を読み解くのにちょっと似ており、重大な部分が途中で抜け落ちてもそれを知る術がない。
一方、古代のDNAはタイムマシンのようなもの。直に過去を観測できる」と、オックスフォード大学のLaurent Frantz研究員は声明で書いてます。

解説図:最古の犬の起源&年代マップ
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アジアとヨーロッパで別々に発生してきた様子を整理すると、以下のチャートのようになります。
最初の犬が現れた後、ヨーロッパでは犬が大量死し、そこに東アジアから大量に犬が流入しているのがわかります。
因みに、最初の犬が現れた年代はアジアとヨーロッパが12,000年以上前、中央アジアは古くて8,000年前。

解説図:2極起源説を図にまとめたところ
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話を整理すると…犬の祖先のオオカミがアジアとヨーロッパの二手に分かれて、それぞれ人間になつき、そして絶滅した。
2ヶ所同時に家畜化が起こり(約6,400年前)、しかるのち東の犬はヨーロッパに移住する人間にくっついてヨーロッパに移住し、交配し、欧州の従来種を一部置き換えた…とまあ、こんな流れになります。

現代ワンコは東西交配種がほとんど。今の犬のDNAが容易に解読できないのはそのためだったんですね。
グリーンランドの犬ぞりの犬やシベリアンハスキーのように、西ユーラシア大陸と東アジアの両方の系統を持っている犬も一部いる、と研究者たちは話しています。

もしかしたら証拠がないだけで、起源はひとつなのかもしれませんけどね。
今後は現代と古代の犬の遺伝子情報に物理分析・考古学研究を加えて時系列の流れを整理し、犬の起源の決定打に迫る予定です。
たとえばオーストラリアのディンゴ(野犬)は東アジアの犬の子孫なので、あれとヨーロッパの古代の犬のDNAを比べて共通項がなかったら2極説で決定、かも。

ギズモード 2016.06.05 12:26
http://www.gizmodo.jp/2016/06/post_664700.html

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子犬からOK!手軽に「レンタル犬」

1: ◆HeartexiTw 胸のときめきφ ★ 2016/06/05(日) 18:00:39.17 ID:CAP_USER9 BE:348439423-PLT(13557)
人の心に寄り添い、癒やしてくれるペット。だが、住んでいるのが
ペット禁止の集合住宅だったり、共働きで世話ができなかったりして
飼えないという人も少なくない。そうした人向けに、好きなときに好きなだけ、
手頃な費用で犬をレンタルできるサービスがあり、人気を集めている。

*+*+ SankeiBiz +*+*

http://www.sankeibiz.jp/econome/news/160605/ecc1606051703004-n1.htm

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1: リサとギャスパール ★ 2016/04/12(火) 16:50:49.59 ID:CAP_USER*
[11日 ロイター] - 米テキサス州の施設で減量治療を受けていたダックスフントの「太っちょビンセント」が体重の半減に成功し、めでたく「退院」となった。
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ビンセントは雄の7歳で、ファストフードを好んだため体重が適正(16ポンド前後)の2倍強に相当する38ポンド(17.24キロ)まで増加。歩くと地面におなかが付いてしまう状態だった。

高齢の飼い主が死去したことから、昨年9月に施設に収容され、健康的な食事と水泳といった運動により体重が17.5ポンドに減少。
現在は新しい飼い主に引き取られるのに十分な健康を取り戻しつつあるという。

ただ施設職員は、ファストフード好きは健在と話している。

http://jp.reuters.com/article/dakkusuhunnttoooo-idJPKCN0X9094


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1: いちごパンツちゃん ★ 2016/06/01(水) 21:10:01.45 ID:CAP_USER9
インドで実験用に飼われていた多くのビーグル犬が、動物愛護団体によって救出され話題となっている。
その愛護団体とは「CUPA(Compassion Unlimited Plus Action)」。
彼らによれば解放されたビーグル犬は156匹で、ほとんどが2歳から5歳までだという。

しかも犬たちは化粧品を開発している研究所の狭いケージの中で、最小限の食事しか与えられずに育てられたため、
今まで1度も太陽の光を浴びたことがなかったそうだ。

そこで「CUPA」は犬たちを解放するよう要求。
研究所も訴え出るが、インド政府は5月16日に化粧品のために動物実験を行いたいとする研究所側の要求を却下。
156匹のビーグル犬を全て解放するよう命じた。

この決定を受け「CUPA」はさっそくビーグル犬を引き取り、彼らの新しい住居を確保。
フェンスに囲まれた敷地に彼らを運び、生まれて初めて太陽の下に解き放った。

しかし今まで犬たちは外の世界を知らなかったため、実験室を出た時からひどく怯えていたという。
人にも慣れておらずボランティアが近づいていくと常に暗がりを探し、隅の方へ行こうとしていたそうだ。

しかも新しい家に着いてもケージから外へ出なかったり、狭い檻に閉じ込められていたせいか普通に歩けなかったり、
ぐらついたりする犬もいたと言われている。
だが幸いにも犬たちの健康には問題がなく、やがて敷地内を元気に走り回る姿も見られるようになったとか。

現在、「CUPA」は156匹のビーグル犬の新しい里親を見つけ、やがては引き渡すことを計画している。
そのため犬たちの体を清潔にしたり、ワクチン注射をしたりして準備を進めてきたという。

またビーグル犬たちは当然、トイレの躾もされていなければ、散歩の仕方やおもちゃと遊ぶことも分からない。
そのため7人のボランティアが付き添って、新たな生活に適応できるよう慎重にスキルを教えてきたそうだ。

このことは話題となり、彼らの世話をしたいという申し出が1000件以上も殺到。
すでに26匹が新しいオーナーの元へ引き取られたと言われている。
閉ざされた実験室から解放されたビーグル犬たち。
少しずつ新しい環境に慣れ、やがては元気いっぱいに走り回り、生きる喜びを味わってもらいたい。

http://irorio.jp/daikohkai/20160531/324165/

動画
https://www.facebook.com/cupaindia/videos/10153991294439733/
https://www.youtube.com/watch?v=Bxv4Nj2gmKI


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1: Ttongsulian ★ 2016/05/26(木) 12:20:18.39 ID:CAP_USER
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オリーは安楽死させられる直前だった

米オレゴン州ポートランドで急激に容体が悪化して安楽死させられる寸前だった飼い犬が、インターン獣医師のおかげで原因を突き止められ、無事回復する出来事があった。

命を取り留めたのは10歳のオスのシェトランド・シープドッグ「オリー」。
急激に容体が悪化して食べることも飲むことも自力で排せつすることもできなくなり、ほぼ全身まひ状態に陥っていた。

何度検査しても治療法が見つからず、飼い主のアル・メテニーさん夫妻は、オリーの苦痛を取り除くためには安楽死させるしかないと判断したという。

アダム・ストーン医師と学生インターンのニーナ・ゴールデンさんは安楽死の準備に入った。
しかしオリーを安心させようとしていたゴールデンさんが、耳の後ろの厚い被毛の中にできた塊に気付く。

オリーの容体を悪化させる原因となったダニだった。

オリーの症状は、特定種のダニの唾液(だえき)を通じて強い毒が血中に流れ込む「ダニまひ症」と呼ばれる珍しい疾患に起因していた。

ダニを駆除すると、オリーは10時間ほどで元通りに元気を取り戻したという。

ストーン医師は「ダニまひ症の症例は見たことがなかった。学校でざっと学んだ程度で、プレゼン用スライドの1枚にあった」と打ち明ける。

飼い主によると、オリーをキャンプに連れて行った際に、ダニよけ用の首輪をしていたにもかかわらず、ダニが付いてしまったらしい。

オリーを救ったゴールデンさんは「ダニまひ症の症例を経験するのは私のキャリアの中でこの1度だけかもしれない。助けることができてよかった」と話している。

2016/05/25 11:54
http://www.cnn.co.jp/fringe/35083161.html

Paralyzed Dog Was About To Be Put Down When Someone Saw A Tick
https://www.thedodo.com/dog-paralyzed-tick-1815906065.html

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愛犬と並んで空の旅

1: ミレイユ ★ 2016/05/21(土) 13:12:18.46 ID:CAP_USER*
 全日空は20日、チャーター便の機内で愛犬と一緒に過ごせる2泊3日のツアー「ワンワンフライトin北海道」を開催し、参加者87人がペットのコーギーやチワワなど計44匹と成田空港を出発した。

 ペットを客席で運ぶのは国内の航空会社で初の試み。販売開始から2日で定員に達したという。

 ツアーでは、成田―釧路間を往復するチャーター便の客席に、専用ケージに入れた犬と並んで座ることができる。犬好きの客室乗務員を選抜し、手作りの犬用搭乗券を発行したり、宿泊先のホテルにドッグランや犬用の足湯を用意したりとこだわり満載。ツアー料金は大人2人と犬1匹で22万2000円。

 日本の航空会社は、ペットを受託手荷物扱いとして貨物室で運んでいるが、「貨物室は不安」との理由でペットとの旅行を諦める飼い主が多いという。トイプードル(4歳)と参加した船橋市の会社員の女性(42)は「一緒に旅行できてうれしい。記念の搭乗券は大切に取っておきます」と笑顔だった。

 企画した全日空の今田麻衣子・商品戦略部マネジャーは「お客さまの夢をかなえられてうれしい。第2弾も企画したい」と話した。

2016年05月21日 11時46分
http://www.yomiuri.co.jp/economy/20160520-OYT1T50158.html?from=ytop_ylist

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【米国】犬の言葉伝えるハイテク技術

1: シャチ ★ 2016/05/20(金) 16:17:37.00 ID:CAP_USER*
CNN.co.jp 5月20日(金)15時10分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160520-35082964-cnn-int
アトランタ(CNN) 米ジョージア工科大学の研究者が、犬の思考を人間の言葉に変換して音声や文字で伝達できるという技術を開発した。
災害現場での捜索救助や爆弾検知、障害者介助といった分野への活用が期待される。

この技術を開発したのはコンピューター科学者で犬の訓練士でもある同大のメロディー・ジャクソン准教授。
専用のハイテクベストを犬に着せてセンサーを起動させ、スマートフォンに信号を送って音声または画面の文字で言葉を伝える仕組み。
センサーは犬が噛んだり鼻で押したりすると起動する。


同プロジェクトは全米科学財団や米国防高等研究計画局(DARPA)の助成を受けている。

ジャクソン氏は愛犬「スカイ」を訓練してこのベストの実験を行っている。
フリスビーとボールの違いを教えられたスカイは、
「これはフリスビー」「こっちはボール」と訓練士に教え、「警報が聞こえたよ」「呼び鈴が鳴ったよ」と知らせることもできる。

この技術を応用すれば、爆弾探知犬が爆薬の種類をかぎ分けて、発見した爆薬がC4なのか、
それとも危険度が高く慎重な扱いを要するTATPなのかを人間に知らせることもできるという。

災害現場では、がれきの下敷きになった人を見付けて犬がセンサーを起動させ、「もうすぐ助けが来ます」と知らせたりもできる見通し。
カリフォルニア州で実際にこのベストを介助犬に使ってもらう実験も行われている。

言葉を話せない人や聴覚に障害のある人の介助犬が、周りの人に「すみません、飼い主があなたの助けを必要としています」と話しかけるといった使い方も想定される。

中にはたった27秒でベストの使い方を覚えた犬もいるといい、訓練可能な犬なら簡単に使いこなせるはずだとジャクソン氏は話している。

【米国】犬の言葉伝えるハイテク技術2

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1: リサとギャスパール ★ 2016/05/18(水) 19:10:56.77 ID:CAP_USER*
【5月18日 AFP】
 ハンガリー東部にあるデブレツェン(Debrecen)刑務所では、金曜日は「犬の日」だ。
近くの保護施設から来た5匹の捨て犬たちが楽しそうにしつけを受ける。しつけているのは、受刑者たちだ。

 2014年に始まったこの革新的な事業は、囚人と犬の両方が社会復帰するために役立つ社会的能力の習得を支えている相互に有益なプロジェクトだ。
地元の犬の訓練士、アンナマリア・ナジ氏は意外な組み合わせを眺めながら「囚人と捨て犬の運命はとても似ている。
それぞれの道を切り開くために、お互い助け合っているのだ」と言う。

 7週間のプログラムの期間中、規律、喧嘩の回避、口輪をはめる訓練など、受刑者たちは犬と一緒に10項目の課題に取り組む。
受刑者の中には暴力犯罪を犯した者もいる。

 5匹は11月に、森の中で捨てられ寒さで震えた状態で発見された。コーカシアン・シェパードの雑種で、だらりとした耳と頭に黄色の毛の房が生えているのが特徴だ。
「近づく事さえ大変だった」と訓練所の行動専門家、アグネス・ニューソさんが振り返る。

 このプロジェクトはハンガリーで開発された「ミラー・メソッド」と呼ばれる技法を採用している。
トレーナーが犬ではなく、自分の過ちを修正することに焦点を当てた技法だ。犬は単にトレーナーの過ちを「鏡写し」にしている。

 雑種犬はしつけが難しいため、引き取りたがる人がいないとナジ氏は言う。しかし、この犬たちはそれが理由でわざと選ばれている。
コースが始まってからたった数週間後には双方の絆はすでに固く結びつき、受刑者らが部屋に入った途端に犬たちは飛び跳ねて迎えに行く。

 人間の方も同じ気持ちだ。受刑者のローランドさんは犬に口輪をつけ、抱擁してなでながら「このコースは私にも犬にも良い影響を与えている。犬に会った後は何日も、ずっといい気分だ」と語った。

■犬との触れ合いで消える不信感
 普段、囚人は内に引きこもっているが、犬といると気持ちが和んでいると刑務所の職員は言う。
同刑務所のサンドル・ペーテル・パンチュサク所長は「(受刑者たちは)自分がどこにいるのかを少し忘れることができ、不信感も消える。犬は人間よりも正直だ」と話す。

 プログラムへの参加は長い順番待ちとなっており、そのこと自体も受刑者が元から持っているポジティブな面の強化や、少なくとも維持につながると言う。
「忍耐強くなり、他人をよりよく理解することに役立ち、最終的には(刑務所の)外でよりうまくやっていけるようになる」と同所長は言う。

 刑務所にいる約300人の受刑者のうち30人が、これまでにこのプロジェクトを完了した。職員によると、プロジェクトの「卒業生」は誰一人としてその後、犯罪に関与していない。

 そして犬の方も7週間のコースを完了して証明書を受け取った31匹のうち、12匹が新しい飼い主に引き取られた。
デブレツェンの端にある動物保護施設「Together for Animals」のトロさんは「囚人たちの犬のしつけは魔法みたい」だと言う。

 この施設では、飼い主に捨てられたり虐待されたりした約200匹の犬と猫が、暗い犬舎で檻の中に入れられ、平均3~4年を過ごしている。
「かわいくなければ、ここにいるのは6年にも、7年にも、もっとにもなり得る」とトロさん。
人の足音が聞こえると犬たちが騒がしく吠えたてる。「刑務所に行くことは犬にとって、とても大きな冒険のようのもの。誰かにやっと気をかけてもらえるのだから」

デブレツェンの刑務所の囚人たちと犬
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2016年05月18日 14:19 発信地:デブレツェン/ハンガリー
http://www.afpbb.com/articles/-/3085991  続きを読む

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